おじいさんも、そして、私の父も、牛飼いです。
私も小さい頃から、牛と共に生活をして、牛と共に歩んで来たと言っても過言ではありません。

学生の頃は、野球一本の生活でしたが、家業である牛飼いを継ぐ為に戻って来て、父である先代社長と二人三脚で牛を育てて来ました。

牛はとても正直で、おおらかで、とても美しい生き物です。しかし、私の仕事は、にんげんとして、その牛の命を戴く事を仕事としています。命を戴くからには、そのときまでは、丹念に愛情を注ぎ、丁寧に、丁寧に手間暇を惜しまずに牛達を育てるように、心がけをしています。

牛肉は、生きている間に受けた愛情や、環境や、その他いろいろなものを反映しています。
狭く、汚い、劣悪な環境下でストレスを与えられて育った牛は、どれだけ良い飼料を与えようが、決しておいしい肉にはなりません。
愛情を与えれば、至極丁寧に育てていけば、牛は肉牛としての使命を果たしてくれる。そう思えてなりません。

どうか、川岸牧場の牛肉を食べられる時、「戴きます」と、一言添えて頂ければ、手塩にかけて育てた牛達も、きっと喜ぶことと思います。


代表取締役 川岸 正樹

大学卒業後、松阪牛など全国各地の上質な雌牛を扱う吉澤畜産で修行を行なう。

家業である但馬牛の肥育生産から、自分自身で消費者に届けたく自社にて販売を開始。

お客様それぞれのハレの日に選んでいただけるお肉を目指す。

神戸ビーフ(但馬牛)のブランドに胡座をかかず、自分達が自信を持ち、お客様へお肉を届ける事の出来るお肉の追求していく。

ABOUT

 株式会社川岸畜産 精肉本店 肉処樹は自社牧場である「川岸牧場」の神戸ビーフを中心に厳選された「牝牛」のみを取り扱っております。
 自社牧場である「川岸牧場」は兵庫県を代表する河川「加古川」が流れ、自然豊かで綺麗な空気が特徴である「西脇市黒田庄町」にて神戸ビーフの素牛となる「但馬牛」の『牝牛のみ』約360頭肥育しております。
 牛舎内は常に清潔に保たれ、出荷1年前からは「モーツァルト」の流れる牛舎で牛へのストレスを最小限に軽減させ、牛がしっかりと「餌」を食べきれる事に最大限、注力しております。
出荷月齢は平均36ヶ月とじっくり牛に寄り添いながら肥育をおこなっております。
そんな神戸ビーフは口に含むとその柔らかさに驚くと共に、肉の香りと肉汁が広がり、噛みしめる程に脂の甘みと赤身の香ばしさが感じられ、あっさりとした後味と肉本来の風味が残る。
一度食べるとそのおいしさが忘れられないのが、当店の「牝の神戸ビーフ」の特徴です。
 熟練の職人が確かな目利きを基に、肉のカットを行い、お肉の旬「食べ頃」を見極め、お客様それぞれの「ハレの日」の食卓へお届け致します。

株式会社川岸畜産 精肉本店 肉処 樹
代表取締役 川岸 正樹

●所在地
郵便番号 :677-0016
住所 :兵庫県西脇市高田井町342-1

●連絡先
電話番号 :0795-24-1229
FAX:0795-24-1290